目のちしき箱

ひらばリンク(eyeのプチ診療室)

IC( インフォームド・チョイス)

 さて、今回はインフォームド・チョイスのお話です。「チョイス?コンセントではないの?」と思われる方も多いと思います。インフォームド・コンセントという言葉はすでに多くの方がご存じで、『正しい情報を得た(伝えられた)上での合意』という意味があります。治療やお薬のことを、リスクや副作用も含めて患者さんが医師から話を聞き、自由な意思に基づいて治療方針に合意するということです。
 最近の医療の現場では、この「インフォームド・コンセント」とあわせて、「インフォームド・チョイス」という言葉が生まれました。医療技術が進歩するにつれ、新しい治療や、新しいお薬が増えてきました。眼科の現場でも、昔と比べると本当に様々な選択ができるようになりました。病気ひとつを例にしても、「手術はする?しない?」「どんな手術にする?」「いつ、どこでやる?」…など、患者さんの症状やライフスタイルに合わせた“オーダーメイド”の治療方法が選べるようになってきたと言えるでしょう。そのような意味での、“チョイス”なのです。
 大切なのは、「選択肢が多くありますよ」ということではなく、選択肢が多いのは良いことですが、正しい情報や知識をしっかりと理解した上で選択する、ということです。当院では、患者さんに正しく十分に理解していただくため、自分自身の身内のように親身に思い対応するよう心がけています。時には、ご趣味のお話や世間話も交えながら、患者さん一人ひとりにとって一番良い選択肢は何なのか、徹底して選ぶようにしています。安心しておまかせください。一緒に“チョイス”していきましょう!
 予約診療も行っていますので、どうぞお気軽にご相談くださいね。

巨大乳頭性結膜炎

 さて、今回は「巨大乳頭性結膜炎」のお話です。まぶたの裏に、筋子の様なブツブツ(!)ができる病気です(想像してしまった方ごめんなさい…)。アレルギーがある方や、コンタクトレンズを使用している人がかかりやすいと言われています。
 例えばコンタクトを使用しているとき、コンタクトがよくずれるなぁと感じることはないですか?レンズをつけているときには違和感がなく、外すと何となくゴロゴロしたり痛みがでたり…という時は要注意!でき始めのまぶたのブツブツにレンズがこすれ、ずれているかもしれません。レンズ装着時にはレンズが角膜を覆っているため、違和感も感じにくいのです。
 この病気の原因ははっきりとはわかっていませんが、ウイルス性のものではありません。レンズについたほこりやゴミが刺激となってアレルギー反応を起こし、ブツブツができるのではと考えられています。
 違和感がさほどなくても、角膜はみなさんが思うよりも敏感なものです。違和感を放っておいてレンズを使い続けると、だんだんとひどくなってしまうこともあります。そうなると厄介なことに、数か月〜半年と治るのにも時間がかかるため、早めの治療がとても大切です。コンタクトは即中止し、アレルギーが考えられる場合は抗アレルギー剤を点眼します。
 気になる症状がでたら、すぐに受診してくださいね。
 コンタクトの方は、レンズを清潔に扱うこと、長時間の使用はなるべく避ける、など基本的な取り扱い方法をこの機会にぜひ見直してみてください。ワンデータイプや乾燥に強いタイプにしてみるなど、レンズの見直しの相談も大歓迎です!
 大切な目の健康を守りましょう!

子どもの近視抑制

 さて、今回は子どもの近視を抑制する方法についてお話したいと思います。
 今やどの家庭にもスマートフォンや携帯ゲーム機などがあるのではないでしょうか。小さいころから手元を凝視することが増え、遠くがぼやけて見える近視の人口はますます増えています。
 近視は、進行してしまうと残念ながら元には戻りません。見えにくさに対してメガネやコンタクトレンズを処方しているだけでした。他にも眼科では、目の緊張を和らげたりする目薬を処方しますが、近視の抑制に十分な効果があるとは言えません。そのような中、ある目薬が注目を集めています。「低濃度アトロピン」と呼ばれるもので、近視の抑制に明らかな効果が認められた目薬です。
 アトロピンとは、眼科で使われる検査用の目薬です。ピントを合わせる力(調節力)を麻痺させる作用があり、弱視や斜視の検査に使われます。実は近視の進行を抑える効果があることも知られていましたが、瞳を開く(散瞳)効果もあり、まぶしさや見えにくさがあらわれるため、近視の進行予防としては処方することができませんでした。ところが、ここ数年の研究で、アトロピンの濃度を薄めることで、調節力麻痺や散瞳効果を抑えながら近視進行予防の効果を残すことができました。これが「低濃度アトロピン」と呼ばれるもので、0.01%に薄めています。
 近い将来、この低濃度アトロピンでの近視抑制治療が一般的になるのでは、とも考えられており、国内の大学病院でも臨床治療を開始しています。海外では既に使われていて、現在までに副作用の報告などもないため、当院でも始めることにしました。眼病予防もかねて、しっかりと管理しながら進めていきますのでご安心くださいね。

「散瞳検査」ってなに?

 さて、今回はタイトル通り「散瞳検査」についてご紹介します。この散瞳検査は、眼科ではとってもポピュラーな検査の一つで、「瞳を開く検査です」「目薬を使う検査です」と言うこともあります。眼の奥をしっかり見たい時、例えば飛蚊症の検査や、糖尿病性網膜症などを疑ったときによく行われます。
 目に光をあてると瞳孔が小さくなり、また暗い場所に来ると大きくなる、という現象はみなさんご存知の方が多いと思います。自然に瞳孔を大小させて、光を取り入れる量を調整しているのです。眼の奥は暗いので、光を当てて見やすくしようとすると瞳孔が小さくなってしまうので、瞳孔を大きくし、見やすくするために目薬を使った散瞳検査を行っています。
 この目薬を使うと、瞳孔が大きくなってまぶしく感じます。また手元が見づらくなることもあります。5〜6時間ほど経てば自然と元に戻ってくるので、その間は車の運転などは控えていただくようにお願いしています。
 目薬の効きが弱い方は効果があらわれるまで1時間程かかる場合がありますので(早い方は15分ほど)、ご来院の際は時間に余裕を持ってお越しくださいね。
 詳しくは、スタッフからもお話させていただきますのでご安心ください!

ひらばり眼科の白内障手術

 さて今回は、改めて当院の白内障手術の特徴をご紹介したいと思います。
 白内障は、高齢になるにつれて発症率が高くなる“目の老化現象”。目の中の水晶体が濁り、かすみやまぶしさ、見えにくさが表れます。白内障の根本治療は、濁った水晶体を人工のレンズと入れ替える手術となります。日本全国で見れば毎年多くの白内障手術が行われている…とは言え、症状は人それぞれですし、手術と聞けば誰でも不安になってしまうものです。当院では、お一人おひとりの気持ちにしっかりと寄り添い、着実なアプローチで「見え方の満足度」を高めていきます。

各分野のスペシャリストが揃っています!
 眼科医の中でも、その専門分野が広く分かれていることはご存じでしょうか?
 屈折(近視)、白内障、緑内障、網膜、手術などなど…それぞれに学会が立ち上がるほど、一人ひとりの医師が得意としている分野があるのです。
 当院では、特に屈折分野に強い加藤院長が人工レンズの度数を決め、国内外からもオファーが多い手術分野のスペシャリストである大島ドクターが手術を担当し、白内障治療を行っています。高い安全性と見え方の満足度、手術の短時間化はもちろん術後の回復もスピーディです。安心して手術を迎えてください。

カウンセリングを重視します!
 白内障の手術に使う人工レンズには、目的に応じて様々な種類があります。当院ではご本人様の生活スタイルや趣味などもお伺いして、カウンセリングと術前検査を重視し、最適な見え方をご提供できるレンズを選んでいます。不安やご希望もご遠慮なくぶつけてください!
 おかげさまで、当院で白内障手術を受けられた多くの方にご満足の声をいただいています。「思っていた以上に検査や説明が丁寧で驚いた」「友達にもすすめたい」など…。
 これからも皆さんに喜ばれるよう瞳の健康をサポートしていきます!