目のちしき箱

ひらばリンク(eyeのプチ診療室)

スマホ老眼

みなさんこんにちは。
今回は、以前から話題の「スマホ老眼」についてのお話です

今、スマートフォン(スマホ)を多用する若い世代の間で、「手元がみにくい」「近くのものがぼやける」…など老眼のような症状が起こっています。これは、手元のスマホを見続けることで、ピントが近くにあったまま元に戻りづらくなる状態のことで、これを「スマホ老眼」と呼びます。眼科では「調節緊張」と呼び、このような状態が続くと近くだけでなく遠くも見づらさがあらわれる場合があります。

「じゃあパソコンでもそうなるの?」と思われるかもしれませんが、パソコンよりもスマホの方が眼からの距離も近いため、見続けることで眼にかかる負担はスマホの方が大きいと言えるでしょう。ゲームに集中し過ぎてスマホを眼に近づけてしまう…なんてことはありませんか?例えば眼とスマホの距離をたった5センチ近づけるだけでも、眼にかかる負担はとても大きくなってしまいます。逆に言えば、たった5センチでも眼からの距離を離すことで、眼への負担は大きく変わってきます。

ひらばり眼科では、"アシストレンズ(またはサポートレンズ)"と呼ばれるスマホ老眼に適したレンズを紹介しています。これは、若い方や老眼初期の方にもなじみやすく遠近の配分を割り当てたレンズで、普段から手元を見る機会が多い方におすすめです。レンズの種類も多く、その人に合ったレンズを選ぶことができます。

眼に負担をかけず、無理せず楽に見える状態を作ってあげることが一番です。サンプルも用意していますので、気になる方はぜひお声掛けください!

就学児健診

みなさんこんにちは。
暑い日が続きますが、いかがお過ごしでしょうか。
この時期、ひらばり眼科から大切なお話をしたいと思います。
テーマは「就学児健診」です。

さて、毎年秋になると、国の法律にもとづき次の春に新1年生となる未就学児の健康診断が行われます。
眼科の範囲でお話をすると、就学児健診のこの時期は、視力の成長過程でとっても大切な時期。もし健診で視力の異常が確認されたら、視力の成長期間である8歳までには治療を終えていることが必要です。

就学児健診の視力検査は、不慣れな環境で、子どもが本来の視力を発揮できないこともよくあること。また就学時健診は眼科医ではない学校の先生が限られた時間の中で行うため、「異常なし」と結果が出た場合でも、眼科で再度じっくり検査を受けていただくことをお勧めしたいのです。実際眼科で検査をすると、「異常なし」とされていたけれど異常が見つかったり、その逆もあったりします。

ひらばり眼科には、子どもが大好きなスタッフがたくさん。お子さまがリラックスして楽しく本来の視 力が発揮できるよう促し、正しい検査結果が得られるよう努めています。

より快適で、正しい視力に導くためにも、未就学児健診を控えたお子さまがいる保護者の方にはぜひ知っておいてほしいお話でした。

ブドウ膜炎

早速ですが、「ブドウ膜炎」という病気を聞いたことはありますか?ブドウ膜、って不思議な名前ですよね。
ブドウ膜とは、眼の内側にある虹彩(こうさい)、毛様体(もうようたい)、脈絡膜(みゃくらくまく)をまとめた総称です。眼球全体をおおっているため形は球形で、血管や紫外線を防ぐメラニン色素を作るメラノサイトが豊富で色がブドウに似ていることからブドウ膜と呼ばれています。
ブドウ膜炎は、その名の通りブドウ膜に炎症がおこることで、結膜炎と間違えやすい病気です。強い充血があり、痛みや視力の低下を起こすこともあります。とくに結膜炎が増えるこの季節には慎重に判断する必要があります。
ブドウ膜炎の原因はさまざまです。炎症の原因が血液疾患なのか、ウイルスによるものなのか、身体の他の部位に起こってる病気のせいなのか、とても難しい診断となります。原因がわからないこともまれではありません。患者さんの些細な情報がヒントになることもあるので、どんなことでもお聞かせ下さい。
簡単ではない病気のため、治療には時間がかかります。炎症を完全に落ち着かせるためにはステロイドの使用が必要なため、こまめな通院とお薬の管理が必要にもなります。症状が落ち着くと、ついつい薬の服用がいい加減になったり通院を先送りにしてしまいがち。しかし原因が様々なゆえに、症状は軽くなっているように見えても、眼の奥ではまだ炎症の原因が残っていたりすることもあります。再発や合併症の可能性もある複雑な病気なので、とにかく自己判断は禁物です。医師・スタッフと一緒に根気よく取り組みましょう!

色覚検査について

 さて、今回のテーマは「色覚検査について」です。
 眼科の検査の中でも、色覚検査についてはあまり馴染みがないかもしれません。色覚検査は、学校の検診や社会人の健康診断では必須の項目ではないため、過去に一度も受けたことが無いという方も多い検査です。希望者のみが受けられるというような対応を行っているところもあります。
 色覚異常は生まれつきの遺伝子の異常で、先天性の疾患です。日常生活ではほとんど支障がないと言われてはいますが、程度によっては「お肉の焼き加減がわからない」ということもあります。
 また、就職時に色覚検査を取り入れている運輸関係や医療系のお仕事があり、そこで初めて異常に気がついたという人もいます。先述の通りよくある眼科検診では項目にないため、何かのタイミングで人から指摘され気がつくことがほとんどです。残念ながら、現代の医療では色覚異常を治療する方法は見つかっていません。しかし、異常が見つかってもトレーニングで色の区別が付けられるようにもなります。もし、将来のために検査しておきたい、学校では受けたくない・・・などありましたら、個別にご相談も承っています。
 検査は、検査表を読んでもらうだけの簡単なもので、数字が読める年齢になればどなたでも受けられます。ひらばり眼科では、予約していただければ短時間で検査が可能ですので、お気軽にご相談くださいね。

花粉症がある人の初期療法ってなに!?

 今回は、花粉症対策として“初期療法”についてご紹介します。
 “初期療法”についてご存知の方はどれほどいらっしゃるでしょうか。読んでそのまま、『花粉が飛び始める約2週間前、または少しでも症状が現れた初期に抗アレルギー薬の点眼を開始する治療』のことです。
 「眼がかゆくてたまらない!」と薬局に駆け込んで目薬を買った、毎年花粉がピークの頃に眼科を受診する…なんて方も多いはず。その点、初期療法を取り入れると、症状の出る時期を遅らせたり、飛散ピーク時の辛さを軽くできたりすることが期待できます。毎年花粉症で悩んでいる方は、すぐにでも対策を始めるのがおすすめです!
 受診後は医師の指示にしたがって、点眼を続けていきましょう。症状が軽くても、安定した効果を得るために、シーズンが終わるまで点眼を続けることが大切です。「もう症状が軽いから大丈夫!」と勝手に目薬をやめてしまうと、症状が再発してしまうことも。ぜひ初期療法をとり入れてみませんか?

 

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