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ひらばリンク(eyeのプチ診療室)

ハードコンタクトレンズのお話

みなさんこんにちは。
いよいよ夏本番、といった暑さになりました。いかがお過ごしでしょうか。海やレジャーなど外出が増えるこの時期も、眼のトラブルには気をつけましょう!

さて、今回は「ハードコンタクトレンズ」(以下HCL)についてのお話です。

近年、近視の増加に伴いコンタクトレンズを使用されている方は珍しくありません。CMや雑誌でもよく広告を見かけますよね。以前は、「HCLの方が目に酸素が届きやすい」とHCLを選ぶ方が多く見られましたが、現在は、種類が多く質も良いソフトコンタクトレンズ(以下SCL)が主流になっています。

では、HCLのメリットはどんなところでしょうか。

まずよく挙げられるのが、酸素透過性です。SCLも改良が進んだとはいえ、やはり黒目全体を覆うもの。黒目よりもサイズが小さいHCLの方が目に届く酸素の量は多くなります。また、SCLと違い水分をほとんど含まない素材のため、長時間レンズを装用しても乾燥を感じにくいという方もいます。

さらに、レンズが硬いことから目に入ったゴミなどの異物感に気がつきやすく、結果、目に大きなダメージが出る前に使用を控えることができることもメリットです。また、HCLは軽度の乱視も矯正できるので、乱視がある方はSCLよりクリアな視界が得られる場合があります。

2週間タイプの使い捨てのSCLを使用している人の中には、使用期限を守らなかったり汚れが落とし切れていなかったり、他にもファッション性の高いカラーコンタクトレンズが増えたりしたこともあ り、重篤な合併症が若い世代に限らず多いのですが、HCLの方がこのようなトラブルは少ないです。

デメリットとしては、長年使い続けることで眼瞼下垂(まぶたが下がってくる)の原因になったり、角膜に跡がついて、将来白内障手術時に正確なデータが取りづらいことがあります。

ひらばり眼科では、豊富な種類のレンズから、ひとり一人に合ったレンズをお勧めしています。お気軽にご相談くださいね!