目のちしき箱目のちしき箱

ひらばリンク(eyeのプチ診療室)

プール熱ってなに?

みなさんこんにちは。
そろそろ梅雨の時期ですね。 雨の日でもお家で楽しく過ごせる方法を探してみませんか?

さて、今回は「プール熱」についてのお話です。

皆さんは、子どもの〝三大夏風邪〞をご存知でしょうか。この〝三大夏風邪〞と呼ばれるものに、「手足口病」「ヘルパンギーナ」そしてこの「プール熱」があります。
いずれも6月〜8月頃に流行するウイルス性の感染症です。

プール熱は、正式には「咽頭結膜熱(いんとうけつまくねつ)」と言います。
プールの水を介して人にうつることが多いため、プール熱と呼ばれます。感染力が非常に強く、「夏のインフルエンザ」とも言われています。原因はアデノウイルスで、主な症状は39℃位の発熱(数日〜1週間程度)、喉の痛み、充血です。

アデノウイルスには様々な「型」があります。プール熱は3、4型ですが、眼科でアデノウイルスが原因の病気といえば、8、9、37型の流行性角結膜炎が代表的です。流行性角結膜炎は、同じアデノウイルスでも熱が出ず、喉の赤みも強くありませんが、充血や目やにがひどくなります。また子どもがうつると角膜混濁を発症し、視力低下につながる恐れがあります。

プール熱も流行性角結膜炎も辛い症状となってしまいますが、治療となる薬がないため、対症療法が主となります。もし感染してしまったら、周囲にうつさないようにしましょう。

まずは自分が感染しないように、日ごろから、手洗い・うがい・消毒を心がけましょうね。

 

結膜炎のページ