>>フェイキックIOL(ARTIFLEX/ARTISAN)の特徴

レーシックが受けられない強度の近視・遠視・乱視、角膜が薄い方にも有効。
フェイキックIOLを取り除き、治療前の状態に戻すことが可能。
コントラスト感度等の視機能がよい。


>>視力矯正治療「フェイキックIOL」が広まってきました。

 レーシックが日本で行われるようになって10年になります。
矯正精度の高さからレーシックは現在の視力矯正治療の主流になりました。
 ただ広く使用されるようになるとレーシックの弱点もわかってきました。
軽度・中等度の近視・遠視・乱視ではレーシックは期待通りの高い精度と安全性が得られます。
しかし強度の近視・遠視・乱視ではリグレッション(手術後の戻り)、
角膜の薄い場合はエクタジア(角膜の変形)、高次収差増大など指摘されています。

 フェイキックIOLは、瞳の上にレンズのせて近視・遠視・乱視を治療する方法です。
レンズは白内障手術で実績のある素材・デザインを採用しているため、
長期にわたる安定性が得られます(リグレッション)。

 1986年にヨーロッパで始まったこの治療法は、レーシックより長い20年の歴史があります。
現在主に使用されているARTIFLEXは角膜の周辺3.2mmの小さな切開から挿入するため、
角膜の変形はほとんど見られません(エクタジア、高次収差)。
コンタクトレンズと同じ様に、レンズを追加する治療法のため、
レンズを取り除けば治療前の状態に戻すことが出来るというメリットもあります。

 軽度〜中等度の近視・遠視・乱視にはレーシックが今後も主に採用されます。
中等度〜強度の近視・遠視・乱視では「フェイキックIOL単独」
または「フェイキックIOL+レーシックのコンビネーション」で
より良い視力を目指す方向に進んでいます。


>>レーシックとフェイキックIOLの比較

レーシックフェイキックIOL
近視〜−10D−2D〜−23D
遠視+1D〜+5+5D〜+12D
乱視〜5D〜7D
術後の安定性良好良好
視力の質良好良好
可逆性元に戻せない手術前の状態に戻せる
手術部位角膜表面角膜周辺部〜全房内
痛み軽い、短時間軽い、短時間


>>視力矯正(近視・遠視・乱視)の方法

角膜から離れた位置で補正
めがね
角膜の表面
角膜の形状に変化を及ぼさない
角膜の形状を変える
*一時的 オルソケラトロジー
*永続的 レーザー屈折矯正手術
(レーシック、Epi-レーシック、PRK)
眼球の内部
眼内レンズ
水晶体を摘出して眼内レンズを入れる
(マルチフォーカル眼内レンズ、
単焦点眼内レンズ)
フェイキックIOL
水晶体を残したままで眼内レンズを入れる(有水晶体眼)