>>フェイキックIOL術前の検査

術前検査はフェイキックIOLの手術が可能かどうかを決める大事な検査です。

コンタクトレンズにより角膜が変形していることがあります。
  角膜の形はフェイキックIOLの度数を計算する時の大事なファクターです。

ハードコンタクトレンズは 検査の3週間前から中止してください。
トーリック(乱視用)、使用期限のないソフトコンタクトレンズは
 検査の2週間前から中止してください。
ディスポコンタクトレンズは3日前から装用を中止してください。

いろいろな検査から治療の安全性、精度を確認します。

角膜形状解析
角膜曲率半径
眼圧
瞳孔径
角膜厚
眼軸長
前房深度
角膜内皮細胞
目の病気の有無



>>フェイキックIOL手術直前

周術期減菌法 手術の3日前から抗菌剤を点眼します。
コンタクトレンズの種類にかかわらず2日前から装用を中止してください。



>>フェイキックIOL手術当日

縮瞳
点眼薬で瞳を小さくします。
水晶体を保護し、レンズを固定し易くするためです。
麻酔
キシロカインを2ml注射します。
消毒
厳重に行います。この結果、1週間くらいドライアイや白目が充血しやくなることがあります。
ドレーピング
操作空間を清潔に保つため、瞼を滅菌された透明なフィルムで完全に 覆います。全身に滅菌された覆いをかけます。
レンズを虹彩に固定します 切開
強角膜(白目と黒目の境)を3,2mm切開します。
(ARTISANレンズでは5.5mm)
フェイキックIOLを挿入
角膜、虹彩、水晶体を保護するため粘弾性物質で眼内を満たします。
フェイキックIOLを挿入します。
フェイキックIOLを虹彩に固定
レンズを回転し、レンズの両端を虹彩に固定します。
スリット切開
眼圧の上昇を防ぐため虹彩に小さな切開をします。
創の閉鎖
粘弾性物質を吸引し、前房内を十分洗浄します。
抗生物質を含む眼軟膏を点入し眼帯をします。
(ARTISANレンズでは縫合します。)
約20分で全て終了します。

フェイキックIOLは、白内障手術11,800件(2006年12月末)の実績を持つ認定専門医が担当医します。

フェイキックIOLはレーシックと違い眼内の操作を伴いますので、 通常は片眼ずつ日を変えて行います。

フェイキックIOL度数の予測誤差および残余乱視の修正。レーシックで行います。
異常角膜のためレーシックが出来ない時は眼鏡で補正します。 フェイキックIOLは、角膜の曲率半径、眼軸長、前房深度などのデータから計算し、 使用するレンズ度数を決めます。
 現在一般的に眼内レンズは、0.5D間隔で度数が設定されています(メガネのレンズは0.25D間隔)。 測定データの誤差、計算式に含まれている誤差などが原因で、治療後軽い近視、乱視が残ることがあります。 この修正はレーシックで行います。(レーシックでは0.01D間隔で設定可能。)