フェイキックIOL手術の流れをステップごとにご説明いたします
手術前 1回目
一人一人の眼の状態を詳しく検査し、手術可能かどうかを診断します。手術を検討中の方でも検査を受けることによって、その方の目の状態と最適な視力矯正方法を説明いたします。コンタクトレンズを装着したままでもご来院いただけます。
問診 [約10分]
目の健康状態、これまでの眼の病気やケガについてお聞きして、個々のライフスタイルに合わせた手術のスケジュールをご提案いたします。
適応検査(視力検査、前房深度 など)と診療 [約20分]
フェイキックIOLが可能かどうかを判断するために綿密な検査行い、手術に必要なデータがすべて整った上で、最終的な判断をするため医師の診察を受けます。
コンサルテーション [約30分]

問診と適応検査をもとに、手術へ向けた具体的な話をさせていただきます。この治療がどのようなものか、この治療による効果とリスク(合併症)について納得のいくまでご説明をします。疑問や不安がありましたら、どのようなことでもご質問ください。
近視矯正手術によって快適な視力を得るためには各種検査と、医師と患者さんとのコミュニケーションが欠かせません。治療についての理解を深めることは、とても大切なことです。
コンサルテーションの内容
- 目の構造、手術での近視・遠視・乱視が治る原理
- 手術の概要・手順、手術前後の注意事項
- 手術によって一時的に起こる症状
- 手術日程や診察スケジュールなど
精密検査
術前検査 1-2回
以下のような詳しい術前検査によって、フェイキックIOL手術が安全に正確にできるようにいたします。手術量を決めるための大切な検査です。
- 精密視力(裸眼視力と矯正視力)
- 屈折検査(調節麻痺薬を点眼し、より正確な屈折のデータをとります)
手術前の眼鏡の生活の不便さはレーシックよりも軽減されます。
角膜の形はフェイキックIOLの度数を計算する時の大事なファクターです。しかし、角膜を直接矯正するレーシックとは異なり眼内にレンズを入れる手術のため、レーシック程長いコンタクトレンズ中止期間は必要ありません。フェイキックIOL度数の決定までハードコンタクトレンズで3週間、使い捨てソフトコンタクトレンズで最長1週間ほど中止してください。度数が決定された後は、手術まで今まで通りお使い下さい。
手術の1ヶ月前までにデータをそろえて、代金をご入金確認後、患者様にあったレンズを発注します。
手術当日(土曜日)
前日に気をつけること
- 手術後の4〜5日は洗顔・洗髪は出来ませんので入浴、洗髪を行いましょう。
- 充分に休息・睡眠を取って下さい。
当日気をつけること
- メイクはしないでお越し下さい。
- 手術は仰向けの状態で行いますので、楽な服装でお越し下さい。
- 発熱や体調不良の場合は、事前にお申し出ください。
抗菌剤の点眼
周術期減菌法 手術の3日前から抗菌剤を点眼します。
手術直前の準備(点眼など)
感染症を防ぐための抗菌剤を点眼します。さらに結膜の充血や出血を抑えるための点眼をして手術の準備をします。
フェイキックIOL手術当日 - 手術は約20分で全て終了します -

点眼薬で瞳を小さくします。水晶体を保護し、レンズを固定し易くするためです。

基本的には点眼麻酔で大丈夫ですので、注射は使いません。

感染症を防ぐため、厳重に行います。この結果、1週間くらいドライアイや白目が充血しやすくなることがあります。

操作空間を清潔に保つため、瞼を滅菌された透明なフィルムで完全に 覆います。全身に滅菌された覆いをかけます。


強角膜(白目と黒目の境)を3,2mm切開します。
(ARTISANレンズでは5.5mm)

眼圧の上昇を防ぐため虹彩に小さな切開をします。

角膜、虹彩、水晶体を保護するため粘弾性物質で眼内を満たします。
フェイキックIOLを挿入します。

レンズを回転し、レンズの両端を虹彩に固定します。

粘弾性物質を吸引し、前房内を十分洗浄します。
抗生物質を含む眼軟膏を点入し眼帯をします。
(ARTISANレンズでは縫合します。)
眼帯をしたままで帰宅していただきます。
手術後
手術翌日:診療
手術の翌日は、必ず診察を受けて下さい。レンズが正しい位置に固定されているか、炎症や出血が起こっていないかなどを確認する大切な診察です。
診察前に眼帯を外しお顔を拭きます。
その後の眼帯は不要ですので1〜2日後普段の生活に戻ることが出来ます。
手術後の注意事項
| お薬の使用 | 手術後は医師の指示に従って必ず注意事項をお守りください。 特に処方されたお薬は、指示されたとおりにお使いください。 |
| 保護用メガネ・保護用眼帯 | 翌日から日中は眼帯なしの生活が送れますが、就寝時には保護用眼帯を一週間ほどご使用ください。 |
| 洗顔・洗髪 | 4〜5日はお控えください。美容院での洗髪は受けていただけます。また、顔を拭くこともしていただけます。 |
| 入浴 | 首から下の入浴は、手術翌日から可能です。 |
| お化粧 | 洗顔が出来るようになったら、していただいて結構です。 |
| 車の運転 | 視力が安定したら翌日から運転は可能ですが、対向車のライトなどがまぶしく感じられることがありますので、ご注意ください。 |
定期検診
受診していただくのは、手術翌日・翌々日・1週間・2週間・1ヶ月・3ヶ月・半年・1年後です。
定期検査は手術後の回復の状態を知り、また合併症の早期発見のためにも非常に大切です。
また見え方が急に変化したり、何か異常を感じた場合は、検診日以外でもいつでも受診してください。
その他
フェイキックIOLは、狭い空間(前房と呼ばれる角膜と虹彩・水晶体の間。幅約3.2〜3.5mm。)にレンズを挿入し、固定するため高度な手術操作が必要です。ひらばり眼科では白内障(15、000例以上)、硝子体など眼内の手術に精通した認定医師が手術を担当します。
フェイキックIOLはレーシックと違い眼内の操作を伴いますので、安全のため片眼ずつ日を変えて行います。
フェイキックIOL度数の予測誤差および残余乱視の修正はレーシックで行います。ただし、異常角膜のためレーシックが出来ない時は眼鏡で補正します。
フェイキックIOLは、角膜の曲率半径、眼軸長、前房深度などのデータから計算し、 使用するレンズ度数を決めます。
現在一般的に眼内レンズは、0.5D間隔で度数が設定されています(メガネのレンズは0.25D間隔)。 測定データの誤差、計算式に含まれている誤差などが原因で、治療後軽い近視、乱視が残ることがあります。 この修正はレーシックで行います。(レーシックでは0.01D間隔で設定可能。)
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