一人ひとりに合った治療を根気よく 緑内障の検査と治療

今の見え方(視野)を保つために

緑内障によって、一度傷ついてしまった視神経は、残念ながら元に戻すことはできません。治療の目的は、さらに視神経が障害されないために、今より眼圧を下げて見え方を保つこと。ただし、眼圧をどこまで下げるべきかは人によって異なるので、現状をきちんと見極めることが大切です。
治療にあたっては不安に感じることも多いでしょう。当院では、患者さまにしっかりと寄り添い、現状を十分に把握しつつ、わかりやすい説明を重ねながら、まさに二人三脚で治療を進めていきます。

3つの精密検査で正確に診断

当院では、視力検査や眼圧検査に加え、視神経の状態を調べる「眼底検査」、網膜の厚みや視神経の量をチェックする「OCT(光干渉断層計)」「視野検査」などを組み合わせることで、正確に、緑内障かどうかを診断します。当院では、再現性に優れた高機能の『スペクトラリス』というOCTを導入しています。

1)眼底検査
眼の奥にある視神経の集中部分を調べ、視神経の異常を見つけます。
2)OCT(光干渉断層計)検査
網膜や視神経の詳細な情報をとらえ、視神経量を測定します。
3)視野検査
視野がどこまで見えているのか確認します。中心部から欠ける場合や、外側から欠ける場合など、さまざまなケースがあります。
4)眼圧検査
眼の弾力性(固さ)を調べます。
※非接触型空気眼圧計と圧平型眼圧計を必要に応じて選択します。
5)視力検査

点眼治療からスタート

緑内障の治療は、一般的に、1種類の点眼薬から始めます。効果が見られない場合は、薬を変更したり、2〜3種類の点眼薬を併用したりするなど、細やかな調整を行っていきます。
点眼薬は「房水の産生を抑える薬」と「房水の排出を促す薬」があります。これらの薬によって、房水の産生と排出のバランスを調整して眼圧を下げていきます。点眼薬や飲み薬だけでは、どうしても視野障害の進行が抑えられない場合、眼圧が下がらない場合は、レーザーや手術を行います。
当院では、房水の目詰まりをレーザーで処置する「SLT(選択的レーザー線維柱帯形成術)」も行っています。

経過を観察しながら根気よく続けること

緑内障は、高血圧や糖尿病と同じように、一生つきあっていく病気です。根気よく治療を続ければ、十分に視野と視力を保っていくことができます。しかし、眼圧が下がれば良いというものではなく、人によって効果もさまざまで、判断がとても難しいとされています。
大切なことは、毎日の点眼を忘れないこと、定期的に眼科医による検査を受けること。眼圧や視野の変化は本人では分かりません。経過を観察しながら、また点眼薬が合っているかもこまめに確認しながら、長い目で根気よく続けていくことが大切です。

ひらばり眼科の強み多種類の点眼薬を揃え、
一番合ったものを処方します

当院では多数のメーカーから緑内障の点眼薬を取り寄せ、一人ひとりの患者さまに一番合ったものを処方します。また経過によっては、こまめに点眼薬を見直し、つねに最善の治療を目指します。

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