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緑内障とは

正しく知りたい緑内障

緑内障―眼の中で何が起こっている?!

緑内障の代表的な症状は、視野が欠けることです。これは眼圧の上昇をはじめとした何らかの原因によって、視神経が圧迫を受けるために起こります。

眼圧の上昇は、眼の中を流れる房水という液体が過剰に作られたり、スムーズに排出されなくなったりすることで起こり、視神経を圧迫します。そして視野が欠けるのですが、眼圧が正常でも同じように視野が欠けて緑内障の状態に陥ることがあります。

視神経は神経線維が束になってできています。この神経の束が眼圧の高まりによって、外側から徐々にダメージを受けるため、視野の欠損は中心の少し上の部分や鼻側の周辺のほうから、少しずつゆっくり欠けていきます。

緑内障の自覚症状

緑内障の特徴として、一般的に自覚症状がわかりにくいことが挙げられますが、これは緑内障のタイプによって変わります。緑内障のタイプは表のように分類されますが、中高年に多くみられるのは慢性緑内障です。この場合、眼圧の高い状態が慢性的に持続して、視神経が長期間にわたって圧迫されます。痛みもなく、視野が徐々に侵されていきます。視野の欠け方は、視野の中心部を避けるように鼻側の周辺から少しずつ欠けていき、欠けた部分は黒く見えるのではなく明るさに対する感度が落ちる程度です。また、通常私たちは両目でものを見ています。そのために視野が欠けていても気づかないことが多いのです。

一方、急性緑内障では、発作的に起こる目の激しい痛みや頭痛・吐き気、また目の重たい感じ、かすみ、光の周囲がカサをかぶっているように見えたり、虹のようなものが見える、といった自覚症状が起こります。

緑内障の主な種類と特徴
種類特徴
原発性(慢性):開放隅角緑内障 房水の排出路である隅角は開いているが、フィルターの役割をする繊維柱帯が目詰まりを起こすことが原因。ゆっくり進行するため、視野が欠けても気づきにくく、かなり進行してから自覚することが少なくありません。
原発性(慢性):正常眼圧緑内障 先天的、あるいは加齢によって視神経が弱くなってくると、一般的に正常といわれる眼圧(10〜20mmHg)でも視神経に障害が起きます。年齢やその人の眼に適切な眼圧を治療によって設定することが大切です。日本人の緑内障の約6割がこのタイプを占めます。
原発性(急性):閉塞隅角緑内障 房水の排出路である隅角を虹彩が塞ぎ、眼圧が上がることで視神経が圧迫されます。40歳以上の女性や遠視の方に多い緑内障です。急性型で激しい眼痛の他、頭痛、吐き気、視力低下、電灯の周りに虹色の輪が見える虹輪視という症状が見られるのが特徴です。
続発性緑内障 眼の怪我や他の病気や薬剤が原因で起こる緑内障です。糖尿病網膜症などの網膜の病気や先天的な原因による場合もあります。

【目次】
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    【ひらばり眼科の緑内障治療】
  1. 緑内障治療に対する考え方

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